切らない眼瞼下垂手術(ミューラー筋タッキング)
眼瞼下垂(腱膜性眼瞼下垂)は加齢やハードコンタクトレンズの使用で瞼の皮膚や筋肉が緩み発症する病気です。症状としては、目の開き辛さ・額のシワ・眉が上がる・目の上が窪む・二重の幅が広がる・黒目が隠れるなどとなります。
重度の場合は、皮膚を切って挙筋腱膜やミューラー筋といった目の開きに関係する筋肉を縫い縮める手術が必要です。
軽度の場合は、結膜側からアプローチし、メスを使わずに糸だけで眼瞼下垂の治療を行うことの出来る経結膜的ミューラー筋タッキング通糸法という切らない手術方法で行えます。
術後の腫れが少ないため、翌日から普通に生活していただけます。
このような症状でお困りではありませんか?
→最近、まぶたが重くて目が開きにくい
→夕方になるとおでこに力が入って頭痛がする
→若い頃からハードコンタクトレンズ使っている
→最近偏頭痛・肩こり・眼精疲労がひどくなってきた
→信号機や標識が見にくい
→階段降りる時に足下が見えづらい
その症状、腱膜性眼瞼下垂かもしれません。
ぜひ当院でお気軽にご相談ください!
切らない眼瞼下垂手術の適応
- まぶたが開きにくくなり、視野が狭く感じる
- 以前のようにパッチリとした目元にしたい
- 傷を付けずに目力を上げたい
- あまり目の印象を変えたくない
※重度の眼瞼下垂は適応にならない場合があります。
※見た目の改善目的のみは保険適応外治療となります。
施術実績
2025年 10件(4月〜12月集計)
施術の流れ
- ①診察
状態を確認します。記録写真をとります。 - ②麻酔
注射での局所麻酔となります。少しだけ痛みがあります。麻酔後5~10分して施術致します。 - ③手術
10分程度で終了です。 - ④抜糸
抜糸は不要です。
症例写真
モニターさんの治療経過です。
症例1
施術前
施術1週間後
症例2
施術前
施術1週間後
二重の幅も狭くなり、眼瞼下垂も改善されました。
頭痛や肩こりといった症状も改善されたとのことです。
症例3
施術前
施術直後
まぶたのくぼみや下垂がなくなり、しっかりと目を開くことができるようになりました。本人の笑顔もとても素敵になっています。
手術料金
保険診療(眼瞼下垂治療目的)
- 眼瞼下垂の治療目的の場合保険適用になります。
- MRD-1測定や挙筋機能検査、眼瞼下垂に伴う日常生活の障害度をヒアリングして当院医師が保険適応になるか判定します。
- 下記料金以外にも初診料、再診料、処方料、薬剤料がかかります。
- クレジットカードをご使用いただけます。
| 片側 | 1割負担の場合 6,070ー9,010円 3割負担の場合 18,210ー27,050円 |
|---|---|
| 両側 | 1割負担の場合 12,140ー15,080円 3割負担の場合 36,420円ー45,260円 |
自費診療(美容目的)
クレジットカードをご使用いただけます。
| 初診料 |
3,300円 |
|---|---|
| 再診料 |
1,100円 |
| 片側 |
110,000円 |
| 両側 |
198,000円 |
※表示価格は税込です。
※1年以内であれば無料で再施術致します。
切らない眼瞼下垂手術 留意点
| 予約の要否 | 診察予約で予約をお取りになりご来院ください。 |
|---|---|
| 手術日 | 予約可能 |
| 手術時間 | 約10分〜15分 |
| ダウンタイム | 1週間~10日程度 |
| 抜糸 | なし |
| 通院回数 | 1回 |
| 持続性 | ★★★ |
| コンタクトレンズ | 翌日から装着可 |
| 洗顔 | 手術直後から可能 |
| シャワー | 手術当日から可能 |
| 入浴 | 手術翌日から可能 |
| メイク | 手術直後から可能 |
合併症・副作用
| 腫れ・むくみ |
上まぶたに軽い腫れが生じる場合がありますが、1週間ほどで治まります。 |
|---|---|
| 目やに |
手術翌日から数日の間、目やにが出ることがあります。 |
| 内出血 |
毛細血管に傷がつくと、内出血を起こす場合がありますが1~2週間ほどで治まります。 |
| 左右非対称 |
元々左右対称のお顔の方はいらっしゃらないので、最小限になるよう努力はいたしますが左右差はごくわずかでも生まれてしまうことをご了承ください。 |
| 二重幅の狭小化 |
目が大きくなるため、二重幅が狭くなることがあります。かぶりが大きい場合は眉毛下皮膚切除術で修正可能です。 |
| 再発 |
2割くらいの方は再発する場合があります。1年以内であれば無料で再施術致します(自費手術のみ)。 |
Q&A(手術について)
Q. ミュラー筋タッキング術とはどのような手術ですか?
A. まぶたの裏側から、眼瞼挙筋と連動してまぶたを持ち上げるミュラー筋周辺を糸で短縮・固定し、目の開きを改善する手術です。皮膚を切開せずに行うため、皮膚表面に切開線を作らないことが特徴です。
Q. 切開する眼瞼下垂手術とは何が違いますか?
A.切開法では皮膚を切開して挙筋腱膜などを調整します。一方、当院のミュラー筋タッキング術は主にまぶたの裏側から操作するため、皮膚表面を切開しません。腫れや傷跡を抑えやすく、手術時間も短時間で終わるというメリットがありますが、眼瞼下垂の原因や程度によっては切開法の方が適している場合があります。
Q. どのような眼瞼下垂に向いていますか?
A. 腱膜性眼瞼下垂など、まぶたを持ち上げる機能がある程度保たれている方が主な対象です。重度の眼瞼下垂、先天性眼瞼下垂、神経・筋疾患などが原因の場合には適さないことがあります。診察時に挙筋機能やMRD-1などを確認して判断します。
Q. 保険適用になりますか?
A. 眼瞼下垂によって視野や日常生活に支障があるなど、機能障害の改善を目的として手術を行う場合には健康保険の適用となることがあります。見た目の改善のみを目的とする場合は自費診療となります。診察時に総合的に判断します。
Q. 診察した当日に手術できますか?
A. 手術枠に空きがあり、診察の結果手術適応と判断された場合には、当日手術が可能なことがあります。混雑状況や症状によっては後日の手術をご案内します。
Q. 手術は痛いですか?手術後は痛いですか?
A. 局所麻酔を行ってから手術します。麻酔注射の際には痛みがありますが、手術中の痛みは通常かなり抑えられます。途中で痛みを感じる場合には麻酔を追加します。
手術後は強い痛みが続くことはほとんどありませんが、術後にヒリヒリした痛みや違和感を感じることがあります。必要に応じて鎮痛薬を処方します。
Q. どのくらい腫れますか?
A. 術後数日間は腫れが目立つことがあり、内出血を伴う場合もあります。大きな腫れは徐々に改善しますが、細かなむくみや左右差が落ち着くまで数週間程度かかることがあります。
Q. 傷跡は残りますか?
A. まぶたの裏側から手術するため、通常は皮膚表面に手術による切開線はできません。ただし、結膜側には手術操作を行います。
Q. 抜糸は必要ですか?
A. 通常、皮膚表面の抜糸は必要ありません。
Q. 洗顔・シャワー・入浴・メイクはいつからできますか?
A. 洗顔やシャワー、メイクは術直後当日から可能です。
Q. コンタクトレンズはいつから使用できますか?
A. 翌日から可能です。当日は眼鏡をお持ち下さい。
Q&A(仕上がりについて)
Q. 手術直後から完成した状態になりますか?
A. 手術直後は麻酔や腫れの影響で、まぶたが予定より高く上がって見えたり、左右差が目立ったりすることがあります。その後、腫れや組織の緊張が落ち着くにつれて目の開きも変化します。そのため、最終的な仕上がりは一定期間経過してから評価します。
Q. 手術直後に目が開きすぎて見えることがありますか?
A. 術直後は腫れや糸の緊張などによって、一時的に目が開きすぎて見えることがあります。経過とともに自然に落ち着く場合がありますが、過矯正が強い場合には早期の調整が必要になることもあります。
Q. 左右差が出ることはありますか?
A. もともとの眉毛の高さ、眼窩やまぶたの形、挙筋機能、眼瞼下垂の程度などには左右差があります。また術後の腫れ方にも左右差があるため、術後早期には左右差が目立つことがあります。一定期間経過しても明らかな左右差が残る場合には、必要に応じて修正を検討します。
Q. 目の開きが十分に改善しないことはありますか?
A. 眼瞼下垂の原因や程度、挙筋機能、組織の状態には個人差があるため、期待した程度まで改善しない「低矯正」となる場合があります。その場合は経過をみたうえで追加治療を検討することがあります。
Q. 逆にまぶたが上がりすぎることはありますか?
A.まれに目の開きが強くなりすぎる「過矯正」が生じることがあります。術直後の一時的な過矯正なのか、調整が必要な状態なのかを診察して判断します。
Q. 手術すると二重のラインは変わりますか?
A. 変化することがあります。目の開きが改善すると、これまで隠れていた二重が見えやすくなる場合がある一方、まぶたの組織の状態や手術による変化によって、二重の幅が狭く見えたり、ラインが浅くなったりすることもあります。 二重の形を整えることを主目的とした手術ではありません。
Q. 二重になりますか?
A. ミュラー筋タッキング術は眼瞼下垂を改善して目の開きを良くする手術であり、二重を作ることを目的とした手術ではありません。二重を希望される場合には、必要に応じて埋没法など別の治療を検討します。
Q. 元に戻せますか?
A. 手術から日が経っていなければ抜糸することで簡単に戻せます。
Q&A(安全性やその他)
Q. 効果はずっと続きますか?
A. 長期的な改善が期待できますが、効果を永久に保証するものではありません。加齢による組織の変化や糸の緩みなどによって、将来的に再び眼瞼下垂が目立ってくる可能性があります。
Q. 手術にはどのようなリスクがありますか?
A. 腫れ、内出血、痛み、違和感、左右差、過矯正、低矯正、再発、二重ラインの変化などが生じることがあります。また、頻度は高くありませんが、感染、出血、角膜障害、ドライアイ症状などが生じる可能性があります。
Q. 手術後に目が閉じにくくなることはありますか?
A. 腫れや目の開きの変化によって、一時的に目を完全に閉じにくくなることがあります。強い閉瞼障害がある場合には角膜が乾燥する可能性があるため、早めの診察が必要です。
Q. 手術後、どんな症状があればすぐ受診した方がいいですか?
A.急激に腫れが強くなる、強い痛みが続く、出血が止まらない、視力が低下する、見え方がおかしい、目が閉じられないなどの症状がある場合には、早めに当院へご連絡ください。