ピコレーザー治療(ピコシュア)
ピコレーザーは、ピコ秒(10のマイナス12乗)という短いパルス幅でレーザーを打ち込むことによりシミの原因であるメラニン色素を細かく分解します。肌のホワイトニング治療として用いられています。
当院のピコレーザー、ピコシュア(PicoSure)は、米国サイノシュア社が開発した世界初のピコ秒アレキサンドライトレーザー医療機器です。日本国内では皮膚良性色素性疾患の治療目的で薬事承認(承認番号:30200BZX00153000)を取得しています。
当院では、まず顔画像診断機VISIAで肌の解析を行い、シミの診断を確実に行ってから、ピコレーザーの適応を判断します。
ピコレーザーが有効と判断できれば、まずスポットモードでシミのあるところを狙い撃ちし、その後にフラクショナル(フォーカス)モードで顔全体にレーザーを照射します。フラクショナルモードはレーザーをレンズを使って収束し、皮膚の奥深くにレーザーを入れるモードです。皮膚の奥深くにレーザーが照射されることにより若返り効果・毛穴縮小効果も得られます(リジュビネーション効果)
シミの種類によっては、Qスイッチルビーレーザーによる治療をおすすめすることもあります。
治療実績
2025年 459件(※2025年6月〜12月)
2026年 384件(※2026年1月〜6月)
ピコレーザーの特徴
- シミ・ソバカス・くすみを薄くする
- 肌のハリ・キメの改善
- 毛穴縮小効果
- ダウンタイムが少ない
- 短時間で施術可能
治療の流れ
- ①医師による診察・スタッフによるカウンセリング
- ②皮膚画像診断期VISIA撮影
- ③眼の保護のためシールドを装着
- ④患部へレーザーを照射
- (疼痛強い場合は麻酔クリーム使用可※別途追加費用あり)
- ⑤スポットモードモードでシミ・そばかすに照射
- ⑥フラクショナルモードで顔全体に照射
- ⑦クーリング
- ⑧アフターケアの説明
症例写真
モニターさんの治療経過です。
症例1
治療前
1回治療後
治療費(1回):33,000円(税込)
※上記の症例の場合
症例1
治療前
1回治療後
治療費(1回):33,000円(税込)
※上記の症例の場合
症例3
治療前
4回治療後
治療費(4回):99,000円(税込)
※上記の症例の場合
症例4
治療前
4回治療後
治療費(4回):99,000円(税込)
※上記の症例の場合
症例5
治療前
4回治療後
治療費(4回):99,000円(税込)
※上記の症例の場合
料金
| 初診料 |
3,300円 |
|---|---|
| 再診料 |
1,100円 |
| 施術料(ピコスポット+ピコフラクショナル) |
初回 33,000円 |
※表示価格は税込です。
※初回が一番効果が高いため、初回の施術料が高くなっています。
※プラス2,200円で塗る麻酔をしてから照射いたします。
※クレジットカードが使用できます。
ピコレーザーの留意点
| 予約の要否 | 初診は診察順番予約で番号をお取りになりご来院ください。 |
|---|---|
| 施術日 | 即日可能 |
| 施術時間 | 10分 |
| ダウンタイム | なし |
| 抜糸 | - |
| 通院回数 | ソバカス:1回以上 扁平母斑:2回以上 太田母斑:5回以上 老人性色素斑:1回以上 |
| 持続性 | ★★☆ |
| コンタクトレンズ | - |
| 洗顔 | 当日から可能 |
| シャワー | 当日から可能 |
| 入浴 | 当日から可能 |
| メイク | 施術直後から可能 |
合併症・副作用
| カサブタ |
ごく浅いところのソバカスが薄い膜上のカサブタになることがありますが1週間ほどで綺麗になります。 |
|---|---|
| 赤み・腫れ |
レーザー照射により一時的に赤み・腫れが起こることがあります。施術後数時間〜2日間で自然に消失します。 |
| ニキビ様の毛穴の赤み |
毛穴に一致してごく小さい赤いボツボツが出現することがありますが1週間ほどで消失致します。 |
| 色素沈着・肝斑の悪化 |
一時的に肝斑の悪化が見られることがありますが、2ヶ月程で元に戻ります。内服や外用を使うと速く良くなります。 |
| 白抜け |
お顔のスキンタイプによって照射した部位が白抜けすることがありますが、数ヶ月で元に戻ります。日焼けされている方に多いです。内服や外用を使うと早く良くなります。 |
Q&A
Q. PicoSure(ピコシュア)とはどのようなレーザーですか?
A. PicoSureは755nmのアレキサンドライトレーザーをピコ秒という非常に短い時間で照射する医療用レーザーです。メラニン色素に作用し、シミ・そばかすなどの色素性病変の治療に使用します。また、照射方法を変えることで肌質改善やニキビ跡などの治療にも使用できます。
Q. どのようなシミに効果がありますか?
A. シミ、そばかす、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、太田母斑、扁平母斑など、さまざまな色素性病変に使用できます。ただし、シミの種類によって適した照射方法が異なります。当院では診察や顔画像診断機でシミの種類を判断してから治療方法をご提案します。
Q. シミやアザは1回で取れますか?
A. シミの種類や濃さによって異なりますが、そばかすや老人性色素斑などは1回のスポット照射で大きく改善することがあります。複数回の治療が必要になる場合もあります。ADM、太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑などは複数回の治療を行うことがあります。
Q. ピコスポットとピコフラクショナルは何が違いますか?
A. ピコスポットは気になるシミを狙って比較的強く照射する治療です。一方、ピコフラクショナルは顔全体に低出力で照射し、くすみ、色むらなどを徐々に改善していく治療です。当院ではピコスポットとピコフラクショナルを組み合わせて治療しています。
Q. 肝斑にも治療できますか?
A. 肝斑は刺激によって悪化することがあるため、通常のシミと同じように強く照射することは適していません。肝斑の状態を診察したうえで、内服薬や外用薬、洗顔指導(擦りすぎない)などを組み合わせて治療していきます。
Q. 痛みはありますか?
A. 輪ゴムで軽く弾かれるような痛みを感じることがあります。通常は麻酔なしで治療可能ですが、痛みが心配な方には麻酔クリームもご用意しています。
Q. 治療後は腫れますか?
A. 軽い赤みや腫れが出ることがありますが、多くは一時的で、2〜3日で消退します。
Q. 治療後にシミが濃くなったように見えることはありますか?
A. スポット照射後はシミが一時的に濃くなったり、薄いかさぶたのようになったりすることがあります。また、炎症後色素沈着(PIH)が生じ、一時的に治療前より濃く見える場合があります。特にフィッツパトリック分類(Fitzpatrick skin typing)Ⅲ〜Ⅳの方は色素沈着になりやすいです。
Q. 色素沈着なりにくい照射方法はありますか?
A.当院ではVISIA顔画像診断機や医師の診察結果により、色素沈着になりやすいフィッツパトリック分類(Fitzpatrick skin typing)Ⅲ〜Ⅳの方に対してはスポット径の変更や出力の調整により、できるだけ色素沈着になりにくい照射方法で治療を行っています。
Q. 色素沈着はどのくらいで治りますか?
A. 炎症後色素沈着が生じた場合、通常は時間とともに徐々に薄くなりますが、改善まで数か月以上かかる場合があります。紫外線対策や摩擦を避けること、内服や外用薬で改善可能です。
Q. 治療後に洗顔・メイクはできますか?
A. 基本的には当日から洗顔・メイクが可能です。
Q. 何回くらい治療が必要ですか?
A. シミの種類や治療方法によって異なります。そばかすや老人性色素斑などは1回のスポット照射で大きく改善します。ADMや扁平母斑、異所性蒙古斑などは、複数回の治療を重ねて徐々に改善させるものもあります。診察時に目安となる治療回数をご説明します。
Q. 副作用はありますか?
A. 赤み、腫れ、ヒリヒリ感、かさぶた、炎症後色素沈着などが生じることがあります。まれに水疱、熱傷、色素脱失などが生じる可能性があります。
Q. 自分のシミがピコレーザー、Qスイッチルビーレーザー、IPL、外用薬のどちらに向いているかわかりません。
A. ご自身で判断していただく必要はありません。シミには老人性色素斑、そばかす、肝斑、ADMや、太田母斑、扁平母斑などのアザなど複数の色素性病変が、合併、混在していることもあります。当院では熟練した医師が診察し、VISIAなどの顔画像診断機を駆使することで、シミの種類や肌の状態に合わせて適した照射方法をご提案します。